bishift(ビシフト)ではピラティスレッスンを行なっています。よくピラティスとヨガはどこが違うの?と聞かれる事が多いのですが皆さんはご存知ですか?
今回はピラティスとヨガの違いや似ている処も含めてご紹介します。
そもそもピラティスとは?
ピラティスとは正式にはピラティス•メソッドと言い、今から約100年前にドイツ人のジョセフ•H•ピラティスという方が考案し、第一次世界大戦中に負傷兵のリハビリのエクセサイズとして始まりました。(実はこの方、男性なんですよ!)
その後ニューヨークでエクセサイズとしてスタジオを開いたジョセフは多くの人にピラティスを広めていき、彼の死後、さらに弟子達がその魅力を世界中へ広めていきました。
2000年になり、アメリカを始めとするセレブがフィットネスの一つとして”ピラティス”を始め、これが日本に入ってき、一気にブームとなりました。
ピラティスはもともとがリハビリから生まれたエクセサイズですので、体の筋肉を中心にエクセサイズを行なうのが特徴です。
そもそもヨガとは?
3千年以上も前から行なわれてきたヨガ(ヨーガ)は、サンスクリット語で「結ぶ」という意味で、生命や心、神などを結びつける修行法として生まれました。
ヨガはエクセサイズという目的だけでは無く、心身のバランスを整える為に、瞑想や呼吸法なども取り入れており、より精神的な安定を促す役目も持っています。
独特のポーズやゆっくりとした動作はこういった目的の為でもあるんですね。
ピラティスとヨガの大きな違い
厳密には似ている処も多くあるので、まったく別物であるとは言いづらいのがピラティスとヨガとの関係なのですが、あえて大きな違いを言うならばこちら。
<最終的な目的の違い>
ピラティス:より身体を鍛える目的
ヨガ:より精神の安定を目的
2つの成り立ちを考えると分かりやすいのですが、ピラティスはよりエクセサイズに近く、インナーマッスルを鍛える事に意識を置くことが多いです。
ヨガは呼吸法や瞑想法も取り入れていきますので、筋肉というよりはよりリラックスした時間を手に入れたい方に向いているのかもしれません。
ピラティスとヨガの似ている処
ここまで違いをご説明しましたが、実はピラティスはヨガの手法を取り入れている部分もあるのです。
それは腹式呼吸による呼吸法です。すでに説明の通り、ヨガはリラックス、ピラティスは筋肉と細かくは違うのですが、それぞれの目的の為に腹式呼吸取り入れています。
ピラティスとヨガどちらを選べばいいの?
ピラティスとヨガについて様々説明してきましたが、本質的にはどちらも”健康になるため”の手段です。私の場合は、より体幹を鍛え身体のバランスを整える事で、より健康的な生活を手に入れようとピラティスを選びました。
もし、精神的な安定、リラックスを生活に取り入れたいのであればヨガの方が適しているのかもしれません。
最後に、もし時間があるならば、ぜひヨガもピラティスも体験レッスンを受けてみる事をオススメします。一度やってみると、どちらが適しているのか分かると思いますよ。
そして、一緒に理想の自分を目指しましょう!